「日本憲兵」を水鉄砲で一斉射撃 8月15日、韓国で異様なイベント開催

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   日本による朝鮮半島統治からの解放を祝う「光復節」である2014年8月15日、韓国・ソウルで異様なイベントが開かれた。

   日本憲兵のコスプレをした男性らを大勢の子どもが取り囲んで水鉄砲で「一斉射撃」する様子が、韓国メディアで報じられている。

カラフルな水鉄砲を近距離から顔にめがけて発射

   光復節には街中にたくさんの韓国国旗が掲げられ、大統領が記念式典で演説をするなど各地で行事が行われる。ソウルの西大門刑務所歴史館では、「2014西大門独立民主祭」が開かれた。韓国の独立運動家が投獄された施設で、官憲による「獄中で行われた悲惨な拷問と裁判の様子をリアルに再現」しているという。

   そこで実施されたイベント「独立軍対日本巡査 水鉄砲の戦い」を複数の韓国メディアが報じた。日本の憲兵の恰好をした男性5人を小学生ぐらいの子ども30人以上が包囲し、水鉄砲を「一斉射撃」している写真や動画が公開されている。赤や黄、緑などのカラフルな水鉄砲を近距離から顔にめがけて発射し、男性らは帽子や服がびしょ濡れになっていた。子どもらはその様子を見て歓声をあげていた。

   ソウル新聞によると、「独立と民主、自由と平和の価値を若い世代と共有する」というコンセプトで、子どもや若者が参加できるプログラムとして用意した。韓国では参加者が水鉄砲を打ち合う「ウォーターガンフェスティバル」が人気で、夏には各地で同様の野外イベントが開かれている。

   「ウォーターガンフェスティバル」主催団体は公式フェイスブックに、

「8月15日。光復節の日。多数の独立闘士が投獄され拷問されて殉国した西大門刑務所で水鉄砲の戦いを行いました。子供独立軍と日本巡査の水鉄砲の戦いは子供独立軍の大勝に終わりました。歴史と水鉄砲が出会う貴重な機会として記憶されるでしょう」

と報告した。

姉妹サイト