「『世の中をなめた』はまったく『余計』でした」
岩佐さん曰く、西嶋投手はカーブとスライダーをうまく使って130キロ台のストレートを早く見せる工夫ができており、超スローボールなしでも相手を抑える「投球術」を持っている。にもかかわらず、テレビ画面に収まらないような「超スローボール」を投げる必要はないのではないか、という考えのようだ。
「西嶋にあの球が必要か?となれば、私の答えはNoです」
なお、岩佐さんがつぶやいたのは超スローカーブがあった直後であり、試合中計4球あったスローボールのうちに「画面に収まる」ものがあったのだとすれば、それは岩佐さんの感覚でも「投球術の中に入る」とする。
これらを説明した上で、問題となったツイートに関しては、
「『あの1球』の直後に書いたため、ツイートにその辺の説明が足りないのは事実です。ただし、ネットでは『あのボール=なめた投球』と書いているように言われていますが、それが間違いだということは確認しておきたいと思います」
と釈明した。
一方「世の中をなめた少年になって行きそうな気がするが」という点については、
「…言葉が足りていません。そして、使う言葉を決定的に間違えました。『世の中をなめた』はまったく『余計』でした。言い方はほかにいくらでもあったのに」
と反省。西嶋投手が直接の謝罪を求めるのであれば北海道にも行って謝罪する意向を示した。
長々と書き連ねられた弁明文だが、インターネット上では
「表向き謝罪はしているが、言い訳にしか見えない感じがする」
「火消しの前にぐだぐだ口上述べてたら燃え広がりますよ」
「色々と言い訳を並べているけど、何が問題視されて批判の嵐を浴びたのか全然理解していない」
などと厳しい声が多い。
ブログの承認制コメント欄にも
「詫びというのは謝罪という意味のことかと思いましたが、岩佐さんにとっては弁明という意味だったんですね。タイトルと内容のずれにびっくりしました」
「突然にスローボールを正確に投げ込むのだって、強靭なメンタルと技術が要求される困難なものですよ。誰にでも簡単に出来るようなものではありません。決して手抜きとかズル賢い抜け道だとかそんなものではないということをご確認いただきたいです」
といった意見が寄せられている。