2014年8月11日に死亡した米俳優ロビン・ウィリアムズさん(63)がうつ病のほかに初期のパーキンソン病を患っていたことを、妻が14日に明らかにした。複数の海外メディアが報じた。
報道によると、妻のスーザン・シュナイダーさんは14日に発表した声明の中で「ロビンは禁酒していて、うつ病や不安、そして初期のパーキンソン病と勇敢に闘っていた。パーキンソン病については、本人はまだ公表する準備ができていなかった」と説明した。
パーキンソン病は、筋肉の動きをコントロールする脳の神経細胞に異常が生じる難病。震えや筋肉のこわばり、動作緩慢といった運動症状のほかに、うつ症状などの精神症状、自律神経の症状などもみられるという。
ウィリアムズさんは11日、カリフォルニア州の自宅で死亡しているのが見つかった。首をつって自殺を図ったとみられている。