選手の高齢化はプロ野球やサッカーも同じ
スポーツジャーナリストの工藤健策さんに話を聞いてみると、女子プロレスは1990年代以降、これといった若いスター選手が出ていない。そのため興行を維持するには引退した「名前のある選手」を復帰させ試合をしてもらう方法しかないのだという。
ただし女子プロレスではそれがプラスに働きそうだという。かつて熱狂していたオールドファンが彼女たちの試合や雄姿を忘れられずに集まってくることが予想されるし、そうした人たちが子供や孫を連れてくることにより新しいファンも獲得できる可能性もある。女子プロレスラー選手の「高齢化」については、
「プロ野球もサッカーもいわゆる『高齢化』が進んでいて、今は40歳を超えて活躍している選手がいます。それと同じで女子レスラーも年齢が高いという違和感はなくなるでしょう」
と工藤さんは話している。