「中国との戦略的パートナーシップを追求すべきだ」
さらに「中国ではなく日本こそがこの地域の真の同盟国との意見もある」が、米国は尖閣問題で中国を干渉する側に回るのではなく、「戦略的パートナーシップを追求すべきだ」と持論を展開。核兵器を抱えるイランや北朝鮮との問題で中国は「とても頼りになる」、またアジアやアフリカの多くは「中国と友好的」と説明するなど、「中国推し」の姿勢を鮮明にしている。
カンナ氏の地盤である選挙区は、「シリコンバレー」と呼ばれる一角で、アップルやグーグルをはじめハイテク・IT関連の有名企業が集まる地域だ。全米で唯一、アジア系米国人が過半数を占める選挙区でもある。有権者を意識して、カンナ氏のウェブサイトには英語だけでなく中国語版も用意されているが、日本語版はつくられていない。