韓国政府「厳しく、強力に対処する」
一方、韓国の聯合ニュースによると、韓国大統領府は8月7日、産経新聞に対して民事、刑事上の責任を問う考えを表明。報道官が「うそを書いて読者を増やせるのかわからないが、厳しく、強力に対処していくことが重要だ」と述べた、と報じた。
翌8日にも、「青瓦台『朴大統領、セウォル号惨事の当日は、青瓦台にいた』」との見出しで、大統領府関係者が所在不明とされた時間帯、朴大統領が大統領府の敷地内にいたとして、記事に反論した。
大統領府は「口にするのも恥ずかしいことを記事で書いた」としている。「朴大統領の不在」の記事が大統領の不倫疑惑を示唆している、と判断しているようだ。
また、朝鮮日報日本語版は8月9日、「産経新聞、連日韓国と朴大統領を侮辱する『挑発報道』」の見出しで、「韓国の大統領を侮辱する記事を掲載したとして物議を醸している産経新聞は『その存在意義は反韓感情を助長することにある』と日本でも皮肉られるほど『韓国をさげすむ記事』を連日掲載している、と報じている。