自動車8社の2014年4~6月期決算は、ダイハツ工業をのぞく7社が増収増益、うち5社は営業利益と純利益がいずれも過去最高となった。8月5日に決算が出そろった。消費税率の引き上げで国内販売は苦戦したものの、欧米など海外の売り上げで補うメーカーが目立った。
トヨタの売上高は前年同期比2.2%増の6兆3906億円、本業のもうけを示す営業利益が4.4%増の6927億円、純利益は4.6%増の5877億円だった。7年ぶりに過去最高を更新した。ホンダは小型車「フィット」などが好調。国内販売で44.2%伸び、業績を支えた。営業利益は1980億円となった。