ブラック企業大賞実行委員会は2014年7月30日、「第3回 ブラック企業大賞」のノミネート企業を発表、WEB投票の受け付けを開始した。
今回は塩村文夏(35)都議への「セクハラヤジ」が大きな問題となった東京都議会がノミネート。理由について、
「都議会におけるセクハラに対する認識の甘さが白日の下にさらされたが、おざなりの決議だけをあげて幕引きを図ろうとしたが、問題は何ら解決されないまま放置されている」
「都議と都議会は雇用の関係ではないが、このような内容のヤジがセクシャルハラスメントに該当し、許されない発言であることを雇用の現場でも再確認する意味を込め、こうしたヤジが飛んでも自浄能力を何ら発揮することなく幕引きを図ろうとした都議会を特別にノミネートした」
などと説明している。
他に過労死が問題となった大庄、JR西日本、ヤマダ電機、A-1 Pictures、タマホームと、執拗な退職勧奨を行ったリコー、読者プレゼントでの不正が問題となった秋田書店、非常勤講師を違法な偽装請負で働かせた学校法人智香寺学園 正智深谷高校&イストがノミネートされた。
授賞式は14年9月6日に行われる。WEB投票は授賞式前日の9月5日17時まで受け付けている。