業務効率化にスマートウォッチ導入 JALと野村総研が羽田で実験スタート

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ウェアラブルの「黎明期」

   ホノルル空港の実証実験にも参加したNRIは、地上スタッフの位置検知やパソコン上での所在位置の表示、配置指示などのメッセージ配信などのシステム開発を担当している。

   ちょうどNRIは5月、ウェアラブル端末の普及を予測した「2019年度までのITロードマップ」も発表。2014~15年度をウェアラブル端末の「黎明期」と位置づけ、「企業内で両手を使う業務が必要な部署の従業員など、オペレーション現場でIT(情報システム)の支援を受けることでメリットを得られる利用者に限って試行的な利用が始まる」との見方を示したばかり。

   まさにJALの実証実験はこれにあたるもので、IT業界からは「これからウェアラブル端末の活用が広がるのは確実。今回の実験でどの程度、業務が効率化できるか、興味深い」との声が出ている。

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