※この記事は、「はるかぜちゃん」こと女優の春名風花さん(13)がJ-CASTニュースの「1日編集長」として、ネタ選びから原稿のチェックまで行ったものです。
今やスマートフォン(スマホ)は大人だけの持ち物ではない。内閣府の調査では、小学生から高校生までのスマホ所有率は近年大幅に増加していることが明らかになった。
スマホの普及にともなって青少年の多くが利用しているのが、無料通話アプリ「LINE」だ。犯罪に悪用されたり、いわゆる「既読スルー」で人間関係にヒビが入るなど、悪い面が取り上げられることも多いが、この記事では「私たちはもっと楽しく使ってるよ!」と訴える現役中学生の声を取り上げたい。
悪い面が取り上げられがち
内閣府が2014年2月に発表した、「平成25年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」の結果によると、小学生のスマホ(子供向けスマホを含む)所有率は16.3%、中学生では一気に増えて49.6%、高校生では83.4%にものぼっている。いずれの年代でも前年度から大きく増えていて、特に小中学生では約2倍になっている。
スマホで青少年がよく利用するのが「LINE」で、「一度に複数の友人とチャットできる」「相手がメッセージを読んだかどうかわかる」「スタンプを使ったコミュニケーションが楽しい」「無料」といった利点から、メールや電話よりもLINEで連絡を取る、という人も少なくない。
LINEのチャット機能では、相手がメッセージを読んだかどうかわかる「既読」マークが表示されるが、既読が付いているのに返事が来ないことでネガティブな気持ちになり、人間関係のトラブルに発展することが問題視されている。さらに最近では、アカウントを乗っ取られ、友人から電子マネーをだまし取るような犯罪に悪用されたことも話題になった。