「大手出版社の週刊誌では、しょっちゅう『女性器特集』という変な特集」
その上で、
「日本では昔からの性器を奉る信仰がある一方で、こうした日本独特のわいせつ観が存在する。今回の私の逮捕は、こうした日本の性的なイメージに対するゆがみが現れたのではないか」
と逮捕を批判。さらに、組織に属さない人が狙い撃ちされたとの見方も示した。
「何の警告もなされず、突然逮捕された。去年から大手出版社の週刊誌では、しょっちゅう『女性器特集』という変な特集が組まれており、その中で私の作品を取り上げてくれた雑誌もあった」
一連の女性器特集の中には3Dスキャンに触れたものもあったが、「なぜか私が逮捕されてしまった」と訴えた。
ろくでなし子氏は、寄付をした人に対して、クラウドファンディングサイトのメール一斉送信機能を使って3Dデータが掲載された7日間限定のURLを知らせている。メールを受け取った人がURLをクリックしてデータをダウンロードする必要があるが、警察はこの点を含めて「わいせつ物の頒布」だとみなしたとみられる。ろくでなし子氏は、この点についても
「そもそも警察がクラウドファンディングというシステムを理解していたのか疑問でならない」
「最初から(ろくでなし子氏の方から)データを送っているという体で逮捕してるっぽいので、全然話がかみ合わない」
などと批判した。