女優の宮地真緒さん(30)が、自身の「アニメオタク」ぶりを告白した。2002年、NHK連続テレビ小説「まんてん」に主演、その後もミュージカル「ピーターパン」に主演するなど、活発なイメージがある。
しかし私生活では、キャラクター柄の下着を身に着け、マンガ専門店の「18禁」コーナーに通っている。この思わぬギャップに注目が集まっている。
「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターを印刷した下着
14年7月22日深夜の「徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました」(日本テレビ系)は宮地さんと、元NHKアナウンサー・住吉美紀さん(41)、元タカラジェンヌのACHOUさん(30)がゲストとして登場。「何かにのめりこみすぎな女」をテーマに、独身女性3人の私生活を取りあげた。
番組中盤、「何で独身なんですか?」との質問に、宮地さんは「アニメオタクだから」と答える。以前はキャラクター柄のTシャツで外出することもあったが、アラサーになって「やめよう」と決意した。そのかわり、周囲からは見えない下着や靴下で、常にアニメキャラを身に着けているという。
そして「今日も渚カヲル君がお尻にいるんですけど…」と、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターを印刷した下着を着ていると明かす。自作した「エヴァ・パンツ」の写真も紹介された。なお、今はいている靴下は「ドラゴンボール」のクリリンだ。
スタジオが騒然とするなか、宮地さんは「スーツの中に縛っている人」と同じだと説明する。正常を装いながらも緊縛プレイを楽しむ人がいるように「私なりの亀甲縛り」だと主張し、女優として「映画出ます!」などと言っている一方で、アニメの下着や靴下を着けることに「興奮する」と語った。
「18禁」成人向けマンガにはまっている
番組は私生活にも密着する。マンガ専門店「まんだらけ」には週2回訪れ、最近は「18禁」とよばれる成人向けマンガにはまっているという。しばらく彼氏はいないが、一番結婚したいのは「シティーハンター」の冴羽りょう(正しくは漢字)で顔やスタイル、性格などすべてがタイプだと熱弁する。
執事カフェでは「お姫様だっこ」を楽しむ。「三次元で久々にときめいた」と言うそばから、マンガ「ふしぎ遊戯」を熟読して、登場人物の死に涙してしまう。住吉さんも密着中に泣いていたため、司会のフットボールアワー・後藤輝基さん(40)は「不安定な人ばっかりやん!」とツッコミを入れた。
すべてをさらけだした宮地さんだが、視聴者のツイッターでの反応は、
「凄い!おいらの気持ちを代弁してくれてる…」
「女優なのにまんだらけ行ってること晒すとかほんと尊敬!」
「残念すぎるwwwwwww超残念wwwwwww 清々しすぎて、友達になりたい!ww」
など、イメージとのギャップがかえって好印象になっているようだ。
なお宮地さんは以前からオタクを公言していて、06年11月にもブログで「家では常にスカパーのアニメチャンネルがついてます。昔見ていたアニメの主題歌をiPodに入れて、完全に覚えようとしてます」などと話していた。