「E電」「母さん助けて詐欺」と同じにおい?
ところが、せっかく決めた新名称も反応はいまいちのようだ。インターネット上では
「語呂が悪い」
「むしろポップなイメージが強まった」
「浸透しないに100円かける」
「これを受けて違法ドラッグの名称もハイパー危険ドラッグとかにしないとそれぞれの危険度に関して新たな混乱が生まれそう」
などと、さっそく散々な言われようだ。
お笑い芸人の有吉弘行さんもツイッターで「危険ドラッグなんていう名前より、殺虫剤入りのお薬とかの方がいいけどなぁ。。。」と不満げだ。
コラムニストの小田嶋隆さんもツイッターで
「『危険ドラッグ』の何がダメかと言うと、『危険なドラッグに手を出すオレカコイイ』に短絡しやすいところだな。もっとダサい名前にしなきゃだめだろ。インチキガンジャとか、ゾロシャブとか」
「『危険ドラッグ』という名前にすれば、良い子たちが『うわあ危険なんだ。やっぱりやめとこう』って考えると思ったのか?警視庁の間抜けはハッパに手を出すみたいなガキが、危険に魅了されてるってことがどうしてわからないんだろうか」
などと批判する。
パロディー漫画家の田中圭一さんは「きっとそうに違いない。『E電』を選んだ人と『母さん助けて詐欺』を選んだ人と『危険ドラッグ』を選んだ人は同一人物」とツイートし、「お上」ならではのネーミングセンスを皮肉っている。