ヤフー!のオークションサイト「ヤフオク!」で新品同様を謳っていた「iPad」を3万9500 円で競り落としたところ、出品者から送られてきたのは外箱とACアダプタなどの備品だけだった、そんなヤフオク!ユーザーの訴えがネットで話題になっている。
出品者の言い分としてはiPad本体をオークションに出した覚えはないし、その証拠として出品した場所は「iPad用アクセサリー」のカテゴリだと主張、論争に発展している。いったいどんな結末を迎えるのだろうか。
タイトルは「美品 iPad Air WiFi 32GB グレイ 化粧箱付属品有」
問題になっているのは2014年7月4日に1円で出品され翌日の5日に3万9500 円で競り落とされたオークション。これを競り落とした人物が商品を受け取ったところ、化粧箱とACアダプタ、ステッカーのみしかなかった。そして「非常に悪い出品者です」と取引相手を評価し、
「本体が入っていないというのはありえません もしも、入れ忘れたのであれば早急に対応してもらいたいと思います」
と、コメント欄に書き込んだ。
ところが、出品者は「再確認した所こちらに間違いはございませんでした」と応戦した。出品したカテゴリは「iPad用アクセサリー」だから、主となるのはあくまで化粧箱。付属品も記載通りに付けているわけだから「非常に悪い出品者です」という評価を変えるよう迫った。これに対し落札者は、オークションに出された商品の説明書きをどう読んでみても、iPad本体を出品しているという内容だ、と食い下がった。
どちらの言い分が正しいのか。オークションのページを見ると出品タイトルが、
「美品 iPad Air WiFi 32GB グレイ 化粧箱付属品有」
となっている。オークション開始価格が1円で、商品説明には
「MD789J/A Wi-Fiモデル 32GB 付属品有。入手後開梱、確認のみ。以降カメラ用防湿庫保管。下記事由により1円スタートです。先日景品として頂きましたが、既に使用しているタブレットがある為出品します。一度でも開梱しておりますので中古と致します」
と書かれている。入札は最終的に28件あった。