大富豪バフェット氏も「スバリスト」? 米国での快走は「衝突安全性能」の高評価

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   資産約7兆円の大富豪で、米国の著名な投資家であるウォーレン・バフェット氏(83)の愛車がSUBARU「レガシィ アウトバック」ではないかと、インターネットで話題になっている。

   米CNBCのカメラがクルマに搭乗するバフェット氏の姿をとらえ、ここ数年、全米で増えているという「SUBARU」の愛好者、「スバリスト」の一人とも報じている。

米国での販売台数 14年1~6月は前年同期比16.3%の伸び

「衝突安全性能」の高評価、SUBARUが米国で売れている!(画像は富士重工業「レガシィ アウトバック」のホームページ)
「衝突安全性能」の高評価、SUBARUが米国で売れている!(画像は富士重工業「レガシィ アウトバック」のホームページ)

   米調査会社のオートデータによると、2013年の米国新車販売台数は、前年比7.6%増の1560万0199台。ブランド別にみると、GM(ゼネラルモーターズ)が7.3%増の278万6078台、フォード・モーターが10.8%増の248万5236台、トヨタ自動車は7.4%増の223万6042台。販売台数では及ばないものの、「SUBARU」ブランドの富士重工業は、26.2%増の42万4683台と急増。主要ブランドで最も高い伸び率を示した。

   主力車種の「レガシィ アウトバック」や「レガシィ B4」が安定した売れ行きをみせているうえに、「フォレスター」や2014年4月に発売した新型「WRX」シリーズが好調。けん引役になっている。

   富士重工業によると、2014年1~6月の米国での販売台数は23万8000台。前年同期に比べて16.3%増と、依然として大きく伸びている。

   ここ数年、SUBARUが人気になっている理由は、まずは米国人の好みにあうように車幅や車内空間を広くし、車体全体のデザインを米国人好みに大胆に変更した点。もともと、SUBARUの技術力には定評がある。世界初の四輪駆動の乗用車をつくったり、軽量で耐久性の高い水平対向エンジンを搭載したりするなど、独自技術で「走り」にこだわりをもってきた。

   富士重工業は、「4輪駆動の乗用車ということで、米国では主に雪の降る北部での売り上げが高かったことがあります。それが最近は『衝突安全性能』への評価が高まり、北部以外の地域でも売り上げが伸びるようになりました」と、分析する。

   新型「WRX」は14年5月に米道路安全保険協会(IIHS)の衝突テストで最高評価を得た。いわば、安全性能でも「お墨付き」を得たというわけ。

   加えて、米国では「SUBARU」ブランドを広めるマーケティングにも力を入れてきた。そういったことが相乗効果となって、認知度がアップしたようだ。

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