乙武洋匡「『夫が家事を"手伝う"』という表現がおかしい」
作家の乙武洋匡さん(38)は16日、ツイッターで「そもそも、共働き夫婦なら『夫が家事を"手伝う"』という表現がおかしいよね」と疑問を投げかけた。調査では「あなたは(あなたの夫は)自宅で家事を手伝ったことがありますか?」という設問が最初にあり、「よく手伝う」の47.2%と「たまに手伝う」の6.6%を足して、9割以上が「手伝ったことがある」としていた。
同様の指摘は他にもみられ、
「家事は手伝いではなくて仕事」
「『手伝い』ということは監督権は妻。評価が高いか低いかの話なのですが」
「共稼ぎ夫婦では、夫の家事(子供がいたら育児も含みます)は手伝いじゃなくて妻との共同作業です」
といった意見が寄せられていた。
また、妻からの家事におけるダメ出しを「ハラスメント」と定義することに対しても「『指導・指摘』と『ハラスメント』が混同している」などと反論は多い。セクハラ・パワハラ防止コンサルタントの女性は「定義がおかしい。事実を指摘して指導するのはハラスメントではない。この(調査結果をもとにした)記事自体が子育て中の女性への嫌がらせとして機能している」とツイッターで訴えた。
ジャーナリストの佐々木俊尚氏(52)はツイッターで「こんなことまでハラスメントと呼んでるのか」と驚き「本来のハラスメントの意味の重みがどんどん軽くなってしまうのでは」との危機感も示した。