「あっかん、アベー!」と全国ツアーで政権批判? 沢田研二さんに「ジュリーの面影ない」の声

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「今の芸能人はみんなが『いい人と思われたい症候群』」

   今回の公演では最新アルバム「三年想いよ」収録曲に加え、脱原発ソング「F・A・P・P(フクシマ・アトミック・パワー・プラント)」を披露し、憲法9条をテーマとした「我が窮状」を9番目に歌った。

   こうした活動についてネット上では批判だけではなく、「ジュリーを応援するため、『三年想い』購入します」「自分の意見をはっきり表現するアーティストがたくさん出てきて欲しいです」と賛同するファンも一定数いるようだ。

   政治的メッセージを伝える歌を発表するようになった沢田さんは何を考えているのか。2014年3月3日の毎日新聞で沢田さんは以下のように述べている。

「人には得手不得手がある。僕ができるのは、まあ売れないだろう歌を歌い続けること。もし大手レコード会社に所属していたら震災や原発にかかわる曲は発表できなかっただろう」
「マスコミに過剰な情報を流して無理に振り向いてもらっても何にもならない。好感度ランキングがやたら大事にされて、今の芸能人はみんなが『いい人と思われたい症候群』になっている。こういう雰囲気が嫌いなんだよ」
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