自動運転車の開発を競う日米欧メーカー トヨタは実験施設を14年秋に米で建設

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グーグル、一から自社内で作った試作車を公開

   台風の目と目されるのが米グーグル。あらゆることに手を出して今や何をやっているのか分かりにくい会社だが、自動運転車にも熱を入れており、「レベル3」に当たる車を開発中だ。従来はトヨタの車を改造してきたが、14年5月に公開した試作車は一からグーグル内で作ったといい、2020年ごろの実用化を目指す。電気自動車の米テスラモーターズのように、従来の自動車メーカー以外からの「自動車量産」への参入も珍しくないのが米国だ。

   自動運転というと危なっかしい印象もあるが、鉄道ではもはや珍しくない。安全確保が大前提だが、国交省を含めた日本勢は「ガラケーとスマホ」の悪夢を繰り返さないよう、心してかかる必要がある。

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