ロッテホテルの自衛隊行事、前日「ドタキャン」 韓国内の「反日感情」圧力に抗しきれず

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   河野談話の検証や集団的自衛権の行使容認などで日韓関係の冷え込みは悪化する一方だが、それをさらに加速させるような出来事が起きてしまった。

   韓国・ソウルで開催予定だった日本の自衛隊の行事が、開催前夜に突然キャンセルされたという。反日感情の高まりによる措置のようだが、日本政府はカンカンだ。

「招待状は500人に送られたが、150~200人しか行かないだろう」

   在韓国日本大使館は2014年7月11日夜、ソウルの中心部に位置するロッテホテルで自衛隊創設60周年の記念行事を開催する予定だった。

   韓国メディアは7月10日頃から、一斉に批判的な報道を展開し始めた。中央日報が発行するスポーツ紙「日刊スポーツ」は「ソウルのど真ん中、ロッテホテルで自衛隊の記念式典?議論予想」との見出しで、「日本大使館は国内の政官界と経済界、駐韓外国大使館関係者など500人あまりに招待状を送っているが、反日の雰囲気を受け国内からは多くが不参加となり、実際の参加者は150~200人程度となるだろう」と報じた。

   さらに東亜日報には、「日本の招待状をもらった人々『集団的自衛権のせいで反日ムードは最高潮…誰が行くか』」という見出しの記事が掲載された。与党セヌリ党の議員で日韓議員連盟会長代行のキム・テファン氏が電話インタビューで「集団的自衛権などの問題が積み重なっている中、誰が式典に参加するか。日韓議員連盟に所属する議員のうち、参加者は誰もいないだろう」と話したという。

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