エイベックス「反原発を理由に拒否することはない」
当の坂本さんは10日、
「6月末のこと、わたしには中咽頭がんがあることが分かり、熟慮の末、しばらく治療に専念することにいたしました。多くのみなさまに、多大なご迷惑をおかけすることは深く承知していますが、自分の身体あっての仕事ですから、このような苦渋の選択をえざるをませんでした。(略)必ずきちんと治して戻ってまいります。どうかしばらくの間、静かに見守っていただけたら幸甚です」
と公式サイト上でコメントするも、治療法については触れていなかった。
しかし、坂本さんのマネージャーが口を開いた。10日10時ごろ「スポニチ――なんて適当な記事...」とツイートし、記事内容に事実誤認があることを示唆した。すると坂本さん本人もこれに反応。マネージャーのツイートを引用した上で「読んでないけど。ああいう芸能記事を真に受ける人いるの?」とコメントした。
真偽についてエイベックス・ミュージック・クリエイティブに取材すると、担当者は「坂本さんが反原発を理由に(放射線治療を)拒否するといったことはないです」と話した。治療法を巡る報道はスポニチの「誤報」「飛ばし」ということらしい。
なお、坂本さんの所属事務所は「治療法については現在担当の医師と相談して進めていると聞いています。具体的な内容は聞き及んでおりません。また、今後も治療方法を公表する予定もございません」とコメントした。
一般的に咽頭がんは放射線治療のほかに、抗がん剤治療や手術が行われる。