ベネッセコーポレーションは2014年7月9日、顧客情報約760万件が外部に漏えいしたと発表した。データベースに保管されている情報件数から、最大約2070万件の顧客情報が漏えいしている可能性があるという。
漏えいが確認されているのは、通信教育サービスなどの顧客情報。郵便番号、顧客(親子)の氏名とフリガナ、住所、電話番号、子供の生年月日と性別の漏えいが確認されていて、クレジットカードや金融機関の口座情報、成績などの漏えいは確認されていないという。
6月26日以降、漏えいを指摘する問い合わせが殺到。28日に緊急対策本部を設置し、社内調査の結果、7月7日に「特定のデータベースから何らかの形で外部にお客様情報が持ち出されていたことが判明」した。「グループ社員以外の内部者」の関与を推定している。