田んぼや畑が広がっている秋田県横手市の国道沿いに、ふざけ過ぎていて笑える看板が立っているとし、その写真がネットで拡散されている。
看板には「おいしいお米は あります!!」などと書かれていて、その顔はどう見ても理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)にしか見えないのだ。
地元農業を盛り上げるため旬な話題を使った
「JA秋田ふるさと青年部の看板ふざけすぎワロタwww」
「ナチュラルにこういう事する所が…やっぱり秋田だなあ」
「つまり美味しいお米は存在し無いって事だね」
この看板を見た人たちはネットで様々な感想を漏らしている。
この看板を作ったのはJAふるさと青年部大森支部で、裏表の2種類ある。「おいしいお米は あります!!」と「おいしい野菜は あります!!」という文字と女性らしき人の顔が描かれ、どうみてもそれは小保方さんなのだ。
大森支部に話を聞いてみたところ、看板に旬な話題を取り入れようと考え、小保方さんのパロディーになったのだという。5月下旬から大森町上溝の国道沿いに立てた。1年間展示するのだという。
ではどうしてこんな看板を作ったのか。実は46都道府県の青年組織を会員にしている全国農協青年組織協議会(JA全青協)が毎年実施している看板コンクールがあり、地元農業を盛り上げるための「農政看板製作」が全国で行われている。
今年14年1月17日に発表された「平成25年度JA青年組織手づくり看板全国コンクール」では、全国31都府県72作品の中から最優秀賞にはJAそうま農青連 鹿島支部(福島県)、アート部門賞にはJA中野市青年部(長野県)の作品が選ばれた。大森支部は小保方さんで入賞を目指しているが、果たしてどんな結果が待っているのだろうか。