野々村県議「自殺に追い込まれる」と取材牽制 「なに被害者ぶってるの」と非難続々

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見栄っ張りで、失敗に耐えられない?

   同じ無所属の丸尾牧議員(49)が野々村議員と同じ委員会を希望し、議会で調整した結果、丸尾議員が選ばれた。これに対し、野々村議員は、丸尾議員にメールを送りつけ、「強制であり、調整ではない!」と主張したうえ、「この恨みは、一生忘れない!!」と脅しのようなことを書いていた。その後は、丸尾議員に会っても、無視するようになったという。

   これらがどこまで真実なのか分からない部分もあるが、野々村議員は、感情の起伏が非常に激しい人だったらしい。

   野々村議員について、精神科医の町沢静夫さんは、こう指摘する。

「強いて言えば、演技性の人格障害でしょうね。見栄っ張りでストレスに弱いため、自分の失敗には耐えられないわけです。会見で突っ込まれて『こんなことになる人間じゃない』と泡を食い、普通の説明では追及をかわせないと思ったので、めちゃくちゃな言動を取ったのでしょう」

   ネット上では、発達障害などではないかとの声も出ているが、町沢さんは、それはないのではとみる。

   野々村議員が自殺をほのめかしていることについては、「こういったタイプは自分がかわいいと思っていますので、まず自殺はしないでしょう」と指摘する。ただ、この騒ぎでかなり追い込まれていることから、可能性はないとは言えず、精神鑑定などは受けた方がよいのではないかと言っている。

   野々村議員にも取材しようとしたが、やはり本人に何度電話してもつながらなかった。

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