名古屋市の名城大学付属高校で結核になった教師から、生徒など合計39人が集団感染していた問題で、名城大学付属高校は2014年7月3日に公式ホームページに「多大なるご心配をおかけしました」とする謝罪文を掲載した。
謝罪文によれば40代の男性教諭が結核と診断されたため、所轄保健所及び学校医の指導に基づき教諭の担任していたクラス、授業担当をしていたクラスの生徒全員と、全教職員など計293名に検査をしたところ、7月1日までに 39名の感染がみつかり、発症していたのは在校生1人、卒業生2人、教諭1人の計4人だった。感染者は飛沫核感染の恐れのある排菌を伴わないため、新たな感染が起こることはないという。
「本校教職員の健康管理につきましては、教育機関という社会的責任に鑑み、これまで以上に万全を期してまいりますので、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます」
と同校では説明している。