イチロー約2億円で売りに出されていた 「ハッカー」の仕業で極秘文書流出、トレード話発覚

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有名スポーツジャーナリスト「複数幹部から確証得た」

   ルノーGMは公式サイト上のコメントで「流出した情報の一部はトレードに関する会話に基づいたものと思われるが、一部は脚色されたか、完全に捏造されたものだ」と説明している。情報のすべてが正確というわけではないということらしい。

   だが、米ヤフースポーツ電子版のスポーツジャーナリスト、ジェフ・パッサン氏は30日、自身のツイッターで「複数のメジャーリーグ幹部がハッキングされたトレード交渉内容の確実性を認めた」と報告している。すでに実現したトレードも流出情報に含まれていた。

   イチロー選手のトレードについても、本物である可能性が高いようだ。イチロー選手は12年7月にヤンキースに移籍し、同年12月には2年1300万ドルでヤンキースと再契約した。しかし翌年12月には、トレードのうわさが流れた。14年3月の公式戦開幕前にはトレード報道も増え、デトロイト・タイガースやフィラデルフィア・フィリーズの名前も挙がっていた。

   流出した「交渉メモ」もまさにこの時期のもので、当時の報道ではヤンキース側の「適正なトレード相手が見つかれば年俸の一部を負担する」との考えも報じられていた。また、イチロー選手は外野の5番手だったことも考慮すると、信ぴょう性は極めて高い。

   なお、イチロー選手はこの件について聞かれると「今、そのことについて話をするのはいいことではない」と通訳を介してコメントしたと、地元紙のスターレジャー紙(電子版)が7月1日に報じている。

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