ネットバンキングやネット専業銀行の預金金利は高い
インターネットでは、
「楽天銀行の1週間定期の利率いいな」
という声とともに、
「1週間経ったら金利0.05%って… もう少し誠意みせてくれ!」
「1週間定期ってのは1週間で預金金利が下方修正される定期だったのか!」
「90%引きとは、とんだ楽天スーパーセールだよwwww」
など、不満の声も漏れている。
インターネットバンキングやネット専業銀行の預金金利は、通常の銀行の店頭で預けるより、高い金利が付いている場合が少なくない。たとえば、地方銀行の静岡銀行インターネット支店は「ウルトラ金利」と銘打って、預入期間3か月の円定期が年0.5%(税引き後年0.398)、1年と3年が年0.35%(0.278%)で、10万円以上(1円単位)から受け入れている。
モバイルバンクの「じぶん銀行」は、新たに口座を開設した客向けに金利を上乗せしており、たとえば期間3か月の場合、年0.2%プラス年0.4%を上乗せした年0.6%を適用している(いずれも2014年6月30日時点)。
いよいよ、夏のボーナスキャンペーン本番。銀行は、ふだんより高い金利を設定してくるが、最近はキャッシュバックなどの特典がある銀行もあり、表示された金利よりも「実質金利」が高くなるケースもある。金利にばかり目を奪われず、キャンペーンの内容もしっかりチェックしたいところだ。