ガソリン価格167.4円、9週連続値上がり イラク情勢の悪化で

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   ガソリン価格がさらに上昇した。資源エネルギー庁が2014年6月25日に発表した、23日時点のレギュラーガソリン1リットルあたりの小売価格は、全国平均で前週より0.4円高い167.4円となった。

   値上がりは9週連続。2008年9月29日(170.2円)以来、約5年9か月ぶりの高値が続いている。イラク情勢の悪化で原油の供給に懸念が高まって原油価格が上昇。石油元売りが卸価格を引き上げたことで、販売価格も上昇した。

   都道府県別では、値上がりは44都府県、横ばいは1県、値下がりは2道県。このうち、最も高かったのは鹿児島県の175.2円(前週174.8円)だった。

   また、軽油は0.3円高い145.4円、ハイオクは0.4円高い178.2円で、ともに10週連続で上昇した。灯油(18リットルあたり、店頭)は1922円となり、3週連続で値上がりした。

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