「弊社として大変遺憾に思います」
グリーは24日、公式ツイッターとフェイスブックで、「弊社社員の名前を騙り、インターネット上にて退職経緯などの発言が記載されていますが、当該社員は現在も在籍しており無関係です」と否定した。「誤った情報の流布に対しては、弊社として大変遺憾に思います」というコメントを出した。
同社の広報担当者によると、21日の時点でスレッドが立っていたことは確認していた。「24日の時点で情報の拡散があったので、会社としてもきちんとするのが社員を守るためにも大事ということで、ツイッターとフェイスブックにコメントを出しました」と経緯を説明した。
社員であることの証拠があるかどうかについては、「詳細は申し上げられないが、いろいろな確認はした」としている。名刺を入手した者によるいたずらなのかは、「現時点で把握する術がないのでわかりません」。名刺は同社10周年を記念したデザインで、14年に入ってから使用されているタイプだという。
今後、プロバイダ責任制限法に基づく発信者情報開示請求を行うなどの予定があるかを聞くと、「何か特定のというのは決めてはいないが、いろいろと検討しています。決定したことはありません」ということだった。