中古マンション平均価格が、東京だけ上昇している。不動産調査会社の東京カンテイが2014年6月23日に発表した5月の首都圏の中古マンション平均価格(70平方メートル換算)によると、東京都は4月と比べて0.6%上昇し3805万円だった。新築の平均価格も上昇しており、割安感の強い中古の需要は底堅い。
首都圏の平均価格は、2842万円で4月から横ばい。東京都の平均価格は上昇したものの、神奈川県や埼玉県、千葉県で下落した。
神奈川県は前月比0.1%下落の2425万円、埼玉県は0.7%下落の1832万円、千葉県は1.1%下落の1830万円と下落傾向が強まっている。
また、近畿圏は前月比2.1%下落の1800万円。中部圏は1.8%下落して1470万円だった。