みんなの党が声紋解析で「セクハラやじ犯人特定」へ 「徹底的にやれ!」「辞職に追い込め!」激励相次ぐ

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   みんなの党 東京都議会の塩村文夏議員(35)が、議会での質問中に「お前が結婚しろ!」「産めないのか?」とのやじを浴びた問題で、インターネット上ではこれら「セクハラやじ」への非難がやまない。

   みんなの党は独自に「犯人探し」を行う意向を明かしているが、これに対し「徹底的にやれ」「特定して辞職に追い込め」など、激励が多数寄せられている。

発言者特定・処分の要求は都議会に受理されず

   やじが飛んだのは2014年6月18日に行われた都議会の一般質問の場で、自民党の議席周辺から聞こえたとの報道がある。都議会自民党の吉原修幹事長が「誰が言ったのか特定することは難しい」と話したことで、ネット上では「隠ぺいだ」などと非難が相次いでいた。

   みんなの党が6月20日に開いた記者会見では、この日の朝9時に塩村議員本人が「発言者の特定」「発言者の処分」「再発防止策」を都議会に申し入れたが、昼過ぎに「受理ができない」との回答があったことが明かされた。理由は「被処分要求義務の氏名の記載がない。処分要求書としての要件が不十分であり、その後の手続きを進めることができない」ということらしい。

   浅尾慶一郎代表はこの会見で、「もしやじを出した人間が特定できないということであれば、残されている音声から声紋解析をし、当人を特定していこうということをたった今決めさせていただいた」と明かした。すでに業者に目星を付けていて、「できるだけ速やかにお願いをして氏名の特定につなげていきたい」と話した。

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