ソニー、株主総会で業績不振を謝罪 出席者は13年から半減

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   電機大手のソニーの平井一夫社長兼最高経営責任者(CEO)は、2014年3月期決算で、1283億円の連結最終赤字となった業績の悪化や、公約していたテレビなど電機部門の再建が遅れたことなどについて、「期待に応えられず、大変申し訳なく思っています」と、株主に陳謝した。6月19日、東京都内のホテルで開いた株主総会での発言。

   業績悪化の理由については、「市場の変化への打ち手が遅れたと言わざるを得ない」と責任を認めた。そのうえで、10期連続の赤字となったテレビ事業の再建やコスト削減などの構造改革を進める姿勢を強調。「徹底した変革に取り組み、業績の下方修正を繰り返す体質を変えます」と、理解を求めた。

   説明中には株主からヤジがあがり、議長として退席を勧告する一幕もあった。

   なお、ソニーの株主総会の出席者数は4662人で、過去最高だった13年(1万693人)から半減した。

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