「歴史に残るヒドさ」「完全にチリの予習不足」
もちろん、実況が巻き返しを図る側の視点で語ることは珍しいことではなく、それが前回王者であり有名選手も多いスペイン代表ならなおさらだろう。そもそもコアなサッカーファンは知識豊富な実況と解説による海外サッカー中継を見慣れていることもあり、民放の中継には手厳しい傾向にある。
だがそうした事情を考慮しても、今回はチリ代表に関する情報があまりに少なく、本来求められる正確な実況、的確な解説という部分が十分でなかったと受け取られたようだ。
ツイッターなどには、
「歴史に残るヒドさだった」
「今日の試合の逆MVPはフジテレビの実況」
「スペインの交代枠はこいつらの交代に使うべきだった」
「途中からフジの偏向実況を楽しむ試合になってしまった」
「『FIFAランク1位 最強のスペインが!』ってセリフが馬鹿っぽい」
といった視聴者からの意見が続々と書き込まれている。
また、チリ代表への言及が少なかったことについては「フジテレビの方針として、『スペイン推し』ということなのかと思ったが、中村アナの単純な勉強不足説によるチリ代表実況なしの可能性出てきたな」「完全にチリの予習不足じゃねーか」といった指摘も多数出ていた。
ちなみに日本時間20日4時からはフジテレビ系でウルグアイ対イングランド戦の中継が予定されているが、実況は森昭一郎アナウンサー、解説は清水秀彦氏が担当する。