「May J.」歌上手いのにどうして不人気? 「心に響かない」「語尾のクセが苦手」…

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「変な世論を気にせず、歌ってほしい」

   May J.さんはいまでこそ「カラオケ」や「カバー」のイメージがあるが、その陰には苦労があった。1988年、日本人の父親と、イラン、ロシア、トルコ、スペイン、イギリスの血が入った母親との間に生まれた。3歳からピアノレッスン、8歳で初ステージを踏む。インターナショナルスクールを経て、18歳(06年)でメジャーデビューしたが、07年のファーストアルバムはオリコン最高50位だった。08年からは全編英語の海外向け音楽番組「J-MELO」(NHKワールド、日本国内ではBSプレミアム)の司会に抜擢され、現在も出演している。

   レコード会社移籍後の09年、Sugar Soul(シュガーソウル)の「Garden(ガーデン)」をカバーし、一時注目をあびたが、ブームは長続きしなかった。その後もライブを中心に地道に活動し、12年3月に東京ドームで行われたメジャーリーグオープン戦では、日米国歌の独唱を果たした。その6月に「仕分け」へ初登場し、以降の活躍は周知の通りだ。

   デビューから苦節8年、ようやく「持ち歌」でヒットを飛ばすことができた。苦労人時代を知っているファンは、

「今年こそMAY Jに紅白出てほしい」
「今時珍しいくらい生歌の方が良い歌手なのに、こんな叩かれるのは悔しすぎる。めいちゃんには変な世論気にせず自由に歌っていてほしい。今までみたいなライブだけで充分だよ」
「彼女の過去10年の経歴を見た上で、『ありのままに』以外の曲も聴いてみてほしい。野球の始球式とか、CDより生歌が素晴らしい数少ない歌手だと思う」

などと、支持と激励のコメントを寄せている。

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