「事務所について行けない」「行くことが最近怖くなってた」
そんなNゼロから、7期生の高山りぽぽ莉紗さん(20)と、9期生の米澤リッタン璃子さん(15)が、2014年7月6日のライブをもって脱退することが、6月15日に発表された。
高山さんはこの日ツイッターで
「正直に言えばNゼロのシステムについていけない精神状態と周りからの言葉で行くことが最近怖くなってたのは事実今も行けない。契約切れる(編注:14年7月にNゼロのマネージメントを担当しているカンドウとの契約が終了する)となってこのままここにいるのはメンバーやスタッフさんに迷惑かかると思い中退決意しました」(原文ママ)
と、決断の理由を明かした。
米澤さんも、「Nゼロはだいすき!すごくだいすき!ファンの方もメンバーもだいすきです だけどいつのまにか事務所について行けないって思ってました」とツイートしている。
Nゼロ運営のブログでも14年6月16日、2人の脱退の発表があった。米澤さんが運営に抱いていた主な不満について、「チラシを配ってはいけないところで配るのが疑問」、「もっとライブをやりたいのに、交流がメインで、ライブが二の次なのが疑問」、「会議室ではなく、もっとステージで歌いたい」、「レッスンを鏡のあるスタジオでやりたい」だったと、赤裸々に明かした。
その上で「会社の見解」として、以下のように記している。
「メンバーが会社に不満や疑問を持って当然です。世の中の芸能人で所属事務所に不満をもっていない人なんていません。しかし、会社としては、タレントの要望を聞いてあげたいと思っても、できることと、できないことがあります。大きいのは、人の気持ちは時間とともに、変わっていくということです。メンバーも最初は我慢できていたことが、だんだん時間が経つと我慢ができなくなります。(中略)見習いや、正規メンバーになったときにはモチベーションも高いので、不満に思っていないことが、時間の経過とともに、我慢ができなくなってきます。会社としては、運営方法を変えていなくても、どんどん古いメンバーの不満は大きくなっていきます。だからと言って、基本的な運営方針を変えることはできません。方針を変えるとNゼロではなくなってしまいます」