2013年末のスキー事故で重体となり入院していた元F1世界王者のミハエル・シューマッハーさん(45)が昏睡(こんすい)状態から脱したと、2014年6月16日に代理人が明らかにした。複数のメディアが報じた。
報道によると、代理人は「彼はもう昏睡状態ではない」と声明を発表。入院していたフランス南東部のグルノーブル大学病院をすでに退院したとのことで、今後は公の場を離れてリハビリテーションに専念する。
シューマッハーさんは昨年12月29日、フランス南東部メリベルのリゾート地でスキー中に転倒し、頭部を強打して意識不明の重体になった。4月には代理人が意識回復の兆候をみせていることを明らかにしていた。