大学では、「事実関係を調査中です」
その際、店長は、学生側の要望からか、店員のツイートを消す約束をしたという。店員は、それを不満だとしながらも、主なツイートを削除している。
店員は、店長と相談したうえで、警察に通報したり大学に連絡したりすることも一時示唆していた。そこで、どのような対応になるのかこの居酒屋に取材したが、店長は、「取材などについては、一切お断りしています」と答えた。
「土間土間」を展開するレインズインターナショナルでは、広報担当者が店などから報告が上がってきていることは認めたものの、「詳細は調査中で、現時点で話せることはありません」と答えた。
大学には、ネット上から意見が来ているらしい。店員によると、2014年6月14日中にある大学から店に事実確認の連絡があったという。「無銭飲食」の学生1人がいるとされた大学では、「事実関係を調査中ですので、お答えできません」(企画広報課)と取材に説明した。ほかの2つの大学でも、「事実確認中」「まだ聞いていない」と答えた。
店員がツイッターで暴露したことについては、店長に相談して警察や大学に通報・連絡すればいいだけで、大学生らをわざわざ晒す必要はなかったのではとの声もあった。これに対し、店員は、学生らが自らツイートしたことが招いた結果だとして、「私の好き場所と好きな人に不快な思いをさせてそれを面白いおかしくツイートしてる人達に対して笑って許してやれるほど大人じゃないです」と反論した。
一方、店員は、「この方達は別の場所で飲酒してます」と指摘したが、学生らが集合写真を載せた別の居酒屋では、「身分証で未成年かどうかしっかり確認し、ソフトドリンクで対応しました」と否定している。