泣きながら土下座して謝罪
男はCAらに拘束され、繰り返し「ごめんなさい」などと言いながら土下座して謝罪した。その後は静かになって眠ってしまったという。
男は現地当局の調べに対して、一連の出来事を「一瞬のことだった」「何が起こったのか正確には覚えていないが、CAがトレイを持っていかなかったことで、自分が見下されているように感じた」などと説明しているという。
裁判所側は5万ドル(約510万円)の保証金で保釈を認める方針だったが、検察側は、男が過去に日本で警察官に暴行して有罪判決を受けたことを申告しなかったと指摘。さらに、写真を示しながら「逃亡リスクがある危険人物」などと主張した。その結果、裁判所は検察側の主張を受け入れ、男は引き続き勾留されることになった。
判決は9月22日に言い渡される予定で、最高で20年の懲役刑を受ける可能性がある。