城繁幸氏「高給取り上司をボランティアで支える仕事」
14日には人事コンサルタントの城繁幸氏が「キー局は新人にとって既にさほど魅力的な職場ではなくなっている」とブログで指摘。
「一流企業ではあるけれども、平均年齢と平均年収が高くて業界的に停滞している有名企業に今さら入るのは、往年の高給取りをボランティアで支えてあげる仕事に就くようなもの」
だと解説し、
「もし企業が、高給取りのおじさんたちをクビになんかしたりしたら、彼らのバカ高い失業給付は我々納税者が負担することになる。『みなさんの代わりに、先輩方の暮らしは僕たちが定年まで面倒見ますよ』と言ってくれているわけだから、勇気ある若者たちにエールを送りたい」
と皮肉を交えて内定者たちを「すごい」と評した。
提言型ニュースサイト「ブロゴス(BLOGOS)」にも、水島氏の記事を受けて書かれた記事がいくつも投稿されている。「プロブロガー」のイケダハヤト氏の記事(15日公開)もその一つで、イケダ氏はテレビ局では新人が「変革」に関われる機会が少ないと指摘し、「結局『面白い人ほど早く辞めていく』ことになる」「10年くらい下積みする覚悟があるなら、テレビ局に籍を置いて変化を起こそうとするのもいいと思います」などと持論を展開した。