韓国外務省は2014年6月15日、旧日本軍による従軍慰安婦問題について1993年に出されたいわゆる「河野談話」について、「日本の主体的な調査と判断に基づいて作成されたものだ」と主張した。
日本政府は現在、河野談話の検証を進めており、その結果が近く国会で報告される。談話の文言作成においては日韓政府の間に一定のやり取りがあったとの内容が報告書に盛り込まれる模様だ。韓国側は談話作成への関与を否定して、「日本政府が河野談話を毀損する検証結果を発表した場合、国内外の権威ある資料を提示する」と、対抗する構えを見せた。