巨木が倒れ「トヨタ2000GT」を直撃 オークションで1億円超! 保険も効かない?

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「1億円」がペシャンコに!

   「トヨタ2000GT」は、トヨタ自動車が1967年に生産開始。1970年に生産を終了した、「日本初のスーパーカー」と称される。生産台数はわずか300台あまり。なかでも米国で販売された左ハンドルは100台にも満たないほどといわれる「超レア」もので、2013年にはオークションで、日本車として史上最高値の116万ドル(約1億2000万円)で落札されたことがあるという。

   たしかに、「1億円超」の値段がつくかもしれないクルマがペシャンコにされたのだから、運転していた男性は泣くに泣けない気持ちだろう。

   一方、今回のように木が突然倒れてくるケースは最近少なくない。たとえば2014年4月には神奈川県川崎市で、幹の中が腐った街路樹が突然折れて、歩いていた人の頭に当たって大けがする事故が起きている。

   ペシャンコになったトヨタ2000GTに、自動車保険は効かないのだろうか――。ある損害保険会社に聞いてみると、「あくまで一般論」と前置きしたうえで、「車両保険に加入していれば、保険はおります」と話す。

   ただし、トヨタ2000GTのような「プレミアムカー」の場合は、加入を希望しても引き受けるかどうかは「保険会社の、個別の判断」という。また、そもそも加入する段階で、「掛け金もかなり高額になると思います」と話している。

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