官能小説サイトがアクセス激減
児童ポルノ禁止法の改正案で漫画やアニメは対象外になり、ネット上に安堵感が広がったばかりのことだった。被害者の存在しないフィクションの「ロリ」を扱うウェブサイトも検索できなくなったことに、2ちゃんねるやツイッターでは不満の書き込みがされている。
「いくつか試したけども 『ロリ + エロワード』が完全規制されてるなこれ」
「わ…グーグル八分で結構同人サークが排除されてる。サークル名で検索しても出ない」
「googleロリ八分って民間企業のサーヴィスが社会インフラ化することの問題点の顕在化に他ならないよね」
ある官能小説サイトの筆者も
「今日になって検索数が減少したことで規制に気づきました。最初は私のサイトの掲載順位が下がっただけなのかと思っていましたが、よくよく調べると、検索ワード自体に規制が入っていたというわけです」
と報告した。
他にもウェブサイト全体に影響は広がっているようで、アダルト・風俗SEO情報の「スマートワン」は、
「デリヘルクライアントより店名で検索した際に自社サイトが検索結果から表示されなくなったという連絡を受けました。店名に『ロリ』というキーワードを含むのですが、検索キーワードから店名に含まれる『ロリ」の部分を外して検索すると正常に検索されるとのこと」
とサイトで伝えている。