資生堂が企業の女性幹部をメークで支援 オフィスの装いだけでなくフォーマルもアドバイス

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   資生堂が企業の女性管理職や女性役員らを側面支援する取り組みをスタートさせた。大手企業を中心に女性を経営幹部に登用する動きが広がっており、企業を代表する「顔」や「公人」としてふさわしいメークやファッションを紹介しようという試みだ。

   同社は「役員メーク」として定着させたい考えで、手始めに、ホームページなどを通して、メークやファッションのプロたちがノウハウや技術の指南に乗り出した。

女性幹部らを直接指導することも検討

資生堂のノウハウや技術を生かせるか(写真は資生堂ビューティークリエーション研究センターのWEBサイト)
資生堂のノウハウや技術を生かせるか(写真は資生堂ビューティークリエーション研究センターのWEBサイト)

   第1弾として、2014年5月下旬からホームページ上で、資生堂ビューティークリエーション研究センターのヘア&メーキャップアーティスト、鎌田由美子さんが、「オフィス編」と題し、ヘアやメーク、服装のコーディネートのポイントなどを紹介。メークでは、「エグゼクティブ(上級管理職や経営幹部)世代ならではのエイジングの肌の悩み」に焦点をあて、しわやたるみ、肌のくすみなどを上手にカバーしたうえで、魅力をひきたたせる方法などを説明。幹部や役員の定番であるスーツを着こなす際、品格を醸し出すさまざまな工夫についても解説している。

   近く、第2弾として「エレガンス編」もホームページ上にアップする予定。オフィスの中だけでなく、経済団体や業界関係者などが集まるパーティなどの場で適切なフォーマルの装いについて、専門的にアドバイスする。今後は企業の要望に応じ、実際に女性幹部らを直接指導することも検討するという。実際、ニーズは高いとされており、資生堂は今後も柔軟な対応で女性たちを応援していく構えだ。

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