菅義偉官房長官は2014年6月6日の定例会見で、いわゆる従軍慰安婦の募集について強制性を認めたとされる1933年の「河野談話」作成過程の検証結果について、
「国会から要請があれば、検証結果をまとまり次第提出したい」
と述べた。その上で「国会に求められて提出したことで公表ということか」との確認には「そういうことだと考えている」と応じ、国民に向けて調査結果を公表する考えを明らかにした。
同日朝の閣議では、鈴木貴子衆院議員(新党大地)の質問主意書に対して「通常国会の会期中に(調査結果の取りまとめが)できるように作業している」との答弁書を決定している。今国会の会期は6月22日まで。