「巨人は規律あるけど最下位に落ちないぞ」
14年6月6日放送の「グッド!モーニング」(テレビ朝日系)では、田辺監督代行の意向を伝えた際、女子アナウンサーが口々に「確かに着る物って、ご自身でしっくりくる物があるでしょうしね」「やりやすい着こなしってのがありますからね」と言っていたが、そうは思わない野球ファンは多いようだ。
ツイッターを見てみると、
「改善点そこなん??」
「こんなことで『締め付け』られて勝てないとかどんだけお子ちゃまだよw」
「服装くらいでフラストレーション溜まって負け続けてたなら、そんなもんプロじゃねぇからとっととやめちまえ」
「最下位脱出へ向けての最初の方針がこれじゃあライオンズファンとして本当に情けなくなる」
など、ガッカリしたという意見が相次いで書き込まれている。
球団の「規律」に関しては、読売ジャイアンツ(巨人)の厳しさが有名だ。ひげ、茶髪、金髪、長髪は禁止で、メディアの前ではスーツとネクタイを着用するなどの決まりがある。今回の西武の「路線変更」にも、「巨人は色々規律あるけどそれで最下位に落ちるようなことはないぞ」との指摘もあった。
巨人は移籍選手や外国人選手を例外とする場合もあるが、ワールドシリーズ優勝27回を誇る大リーグのニューヨーク・ヤンキースはより厳しく、長髪と無精ひげは厳禁で、移籍選手も身なりを整えて入団している。伊原監督も14年1月の出陣式で、新外国人選手に「西武は常勝軍団。ヤンキースと同じ」とキャンプインまでにひげをそることを約束させていた。
西武は6月6日、東京ドームで巨人と対戦する。田辺新体制のもと、早くもズボンのすそを長くした「ダボユニ」や、ひげを伸ばした選手は現れるのか、要注目だ。