被害に遭ったら「カード会社へお問い合わせいただきたい」
楽天の広報担当者によると、身に覚えのないゲーム購入については2013年秋から年末にかけて問い合わせがあるというが、「日々様々なお問い合わせをいただいておりますため、本件だけのお問い合わせに関しては把握しておりません」としている。
また、ネットの一部で楽天からの流出が原因という説も出たが、
「楽天からID、パスワードが流出したという事実はございません。他のサービスから流出したID、パスワードと同じものを楽天会員のID、パスワードとして使用されている方が被害に遭われている可能性が考えられます」
と否定した上で、
「今回の商品に関しては、カード会社の本人認証システムである3Dセキュアを導入しており、そのカード会社の本人認証まで破られてしまっておりますが、その原因に関しては弊社では把握できておりません」
と答えた。
もし同様の被害に遭ってしまったときには
「他のサービスで使用しているID、パスワードと同じものを楽天会員ログインでも使用している場合、パスワードの変更を行なっていただきたいと思います。今回の商品に関してはカード会社の本人認証システムである3Dセキュアを導入しており、カード会社から補償するかたちになるので、カード会社へお問い合わせいただきたいと思います」
と呼びかけている。
被害防止のためには、「他社サービスと同じID、パスワードを利用しない」、「ログインのたびにメールを送信するサービスや、ログイン履歴確認サービスを利用し、不正なログインをチェックする」といった心がけが必要だという。