在日外国人批判などの過激なツイートでおなじみだったエジプト人タレントのフィフィさん(38)周辺で、久々に炎上騒ぎがぼっ発している。
あるプールの監視員のツイートに噛み付いたことがきっかけで、監視員はアカウントを削除、プール施設も公式サイトに謝罪を掲載する事態に発展したからだ。
「プールのお客さんにフィフィの父親いてわろた」
発端となったのは、あるツイッターユーザーが2014年6月2日12時頃に投稿したこんなツイートだ。
「うちのプールのお客さんにフィフィの父親いてわろた」
ツイートには、プールサイドに座って何かしている、水着姿の成人男性と男児の写真が添付されていた。
フィフィさんはこのツイートを見つけ、同日19時過ぎに、
「これ、かなりマズイですよね?名古屋の市民プールの監視員が利用客の男性と子供の画像を隠し撮りしてTwitterにUPしちゃいましたか。大問題」
と、該当のツイートを引用して投稿した。
これを見たフィフィさんのフォロワーは、プールの監視員とされたユーザーに「職務上知り得た個人情報を不特定多数に公開するのはアウトでしょう」「ばかったー!!事務所へ電話ですな!!相応の処置を求めないといけませんね」「肖像権侵害 個人情報の漏洩 あんた 終わったね」などとリプライを送り付けた。
フィフィの息子ではないが「盗撮は犯罪です」怒りおさまらず
ユーザーは問題とされたツイートを削除したが、その後もフィフィさんが、
「名古屋市守山スポーツセンターでプールの監視員に子供が盗撮され、画像をTwitterにUPされた件で、愛知県警に被害届けを提出しました」
などとツイートしたため騒ぎはおさまらず、ユーザーはアカウントも削除してしまった。
フィフィさんに名指しされた守山スポーツセンターは14年6月3日、公式サイトに「当施設の職員によるツイッターへの不適切な書き込みについてのお詫び」という文章を掲載した。
「当施設の職員が6月2日に、携帯電話からツイッターへ職員として不適切な書き込みがあり、市民からの通報で明らかになったものであります。市民の皆様をはじめ、関係者の皆様の信頼を著しく失墜させたことについて、大変申し訳なく、深くお詫び申し上げます。このような不祥事が起こらぬよう、皆様から再び信頼を得られるよう、職員一丸となって取り組んでまいります」
なお、フィフィさんの6月3日のツイートによると、写真に写っていたのはフィフィさんの子供ではなく、全く無関係の男児だったらしい。しかし「職員が施設で水着姿の一般の児童を盗撮し、私の情報と共に下品なツイートした行為は大変許し難い。また盗撮は犯罪です」と怒り心頭の様子だ。
愛知県警にも実際に相談したが、「盗撮は県の迷惑防止条例に触れるのに、警察は市が相手なので、我々に泣き寝入りを勧めるのみで動く意志がないとのこと」と報告している。