2014年5月の新車販売台数(軽自動車を含む、速報値)は前年同月に比べて1.2%減の36万3370台となった。日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が6月2日に発表した。消費増税前の駆け込み需要の反動減が続き、2か月連続で前年実績を下回った。落ち込みの大きかった登録車を、軽自動車がカバーしきれなかった。
登録車の販売台数は、前年同月比5.6%減の20万6906台で、2か月連続のマイナスとなった。ただ、販売台数の減少率は4月(11.4%減)に比べて縮小した。
一方、軽自動車の販売台数は、5.3%増の15万6464台。前年実績を11か月連続で上回った。各社が投入した新型車の販売好調が続き、消費増税後もプラスを維持した。