東京電力が2014年5月12日から23日の期間に行った希望退職者の募集に、1151人が応募した。5月29日、時事通信などが報じた。6月末時点で50歳以上の社員が対象で、退職日は6月30日付。退職金に加えて特別加算金を支給する。全員が退職する。
東電は、「総合特別事業計画」に掲げた人員削減目標(2013年度末までに11年度初めと比べて連結で7400人、単体で3600人を削減)をすでに達成しているが、電力システム改革を見据えて競争力を強化し、低廉なエネルギーを安定的に提供していくためにも、より一層の合理化に取り組む必要があることから、さらに一歩踏み込んだ経営合理化が必要と判断。希望退職を募った。
7月1日時点の本体の社員数は約3万4600人となる見込み。