襲撃事件後初めてAKBがイベント出席 ガードマン4人がステージを警備

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   AKB48のメンバー6人が2014年5月28日、東京都内のダーツバーで開かれたイベントに出席し、チーム間でダーツの腕を競うプロジェクトをPRした。

   岩手県滝沢市の握手会でメンバー2人が負傷する事件からAKB48がPRイベントに出席するのは初めてで、急きょ欠席するメンバーが出たり、ステージ周辺をガードマン4人が警備するなど異例のイベントとなった。

事件についてはあまり語らず

イベントには小嶋真子さんら6人が出席した
イベントには小嶋真子さんら6人が出席した

   発表会の中で事件に関する発言はほとんどなかったが、イベント運営には事件が大きく影を落とした。体格のいいガードマンが舞台そでに2人、ステージの両脇に1人ずつ計4人配置されたほか、「警備」の腕章をつけたスタッフが多数会場周辺を歩いていた。メディア向けのPRイベントをガードマンが警備するのはきわめて異例だ。

   収容人数60人の会場に約100人の報道陣が駆け付けたが、事件についてはあまり口を開かなかった。イベント冒頭、木崎ゆりあさん(18)が、負傷した3人の回復を祈るコメントともに、

「私たちも今できることを、一生懸命元気にやっていきたいと思います」

と述べた程度だ。

   発表会後の囲み取材では、主催者が、

「ダーツの質問以外がもし出ると、囲み取材を中止させていただきます」

と総選挙関連や事件関連の質問をさえぎり、メンバーは

「(イベント冒頭に)言ったままです」
「私たちが今できることを元気にやっていくのが精一杯なので…」
「はい、大丈夫です」

などと話す程度だった。

欠席した高橋さん「鮮明に覚えていて頭から離れません」

   木崎さん以外にイベントに出席したのは田野優花さん(17)、相笠萌さん(16)、伊豆田莉奈さん(18)、小嶋真子さん(16)、向井地美音さん(16)の5人。

   そのうち小嶋さんは、事件が起きた6番レーンの隣の7番レーンで握手をしていた。イベントでは事件のことは口にしなかったが、5月27日夜にグーグルプラス(Google+)を更新し、事件を「ただただ怖かったです」と振り返りながら、殺人未遂容疑で逮捕された梅田悟容疑者(24)を、

「たった1人のせいでたくさんの人が傷つき悲しみ振り回されて、悔しいです。一生経っても許せません」

と強く非難した。

   負傷した入山杏奈さん(18)も当初はイベントに出席予定だったが、5月27日の段階で欠席が発表された。

   事件が起きたレーンの隣の5番レーンで握手をしていた高橋朱里さん(16)は、直前に欠席が決まった。高橋さんは5月28日朝、負傷した2人にメールを送ったことをグーグルプラスで明かしている。

「返信が来て内容が2人とも似てて、『大丈夫だった?』って。2人が一番辛いし、痛いのに、私なんかの、自分達以外の人の心配をしてて あの光景を目にした時に、恐怖で崩れ落ちて近寄れなかった自分を恨んだ」

   事件の様子については、

「川栄さんとあんにんさん(編注:入山さん)が 一瞬誰なのか分からなかったんだよ 目にした光景、音、匂い 非現実的過ぎてあまりにもショック過ぎてだから鮮明に覚えていて頭から離れません」

と生々しくつづっている。仕事に復帰するのは時期尚早だと判断された可能性もある。

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