AKB総選挙速報、HKT48の伸びが目立つ トップ指原が2位以下を引き離す

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HKT48はファンの満足度が高い

   HKT48の64位圏内に投じられた10万8952票のうち、指原さんに投じられたのは3万7582票。実に34.5%の票を指原さんが一人で集めたことになる。ただし、13年の速報ではHKT票5万689票のうち56.3%にあたる2万8563票を指原さんが集めており、「一極集中」は緩和されている。HKTの勢いが増す中で指原さん以外の主要メンバーも着実に集票力を高めているのが今年の特徴だ。

   HKT48の票の伸びの背景には、ファンのグループに対する満足度の高さがあるとみられる。ニッカンスポーツが発行している「AKB48グループ新聞」14年2月号では、Google+(グーグルプラス)上で行ったアンケートの結果を掲載している。アンケートでは、グループごとに「今のAKB48に満足していますか?」といった質問をぶつけている。「満足」と回答した人の割合は、HKT48が83.7%、NMB48が77.3%、SKE48が63.0%だったのに対して、AKB48はわずか25.6%。グループごとの満足度の差が、投票意欲の差として表れているとみられる。

   ただし、13年実績では、速報段階で投票されている票数は最終的な票数の17.0%に過ぎない。速報結果を見たファンが発奮して大量に投票するのが総選挙の常で、まだまだ予断を許さない。2位のAKB48渡辺さんのすぐ背後には、2万3012票を獲得して3位に入ったSKE48松井珠理奈さん(17)が迫っている。2位以下の上位争いも激化しそうだ。

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